薬局関連

リフィル処方箋の導入決定。病院へ行く回数が減るかも!?オンライン服薬指導やフォローアップなどの重要性も高まるか??

今春の診療報酬改定で、リフィル処方箋の導入が決まりました。

とうとう導入されるか、といった印象ですが、

リフィル処方箋って何?

という方も多いかと思います。

こちらを参考にしております。

 

今春の診療報酬改定で、リフィル処方箋の導入が決まった。

医師の診察を効率化し医療費を抑えることが主な狙いだが、薬剤師にとっては職能を発揮する絶好の機会になり得る。

薬剤師のフォローアップ等によって、医師の診察を必要最小限に抑えつつ医療の質は維持できることを具体的なエビデンス等で示していけば、さらなる薬剤師業務の発展も見えてくる。

しかし、十分な成果が認められなければ、発展には限りがあるかもしれない。

リフィル処方箋制度が今後どこまで大きく育つかは、現場の薬剤師の手腕にかかっている。

リフィル処方箋とは、一定の期間内であれば医療機関を受診しなくても繰り返し利用できる処方箋のこと。

医師が処方箋に利用できる回数や投薬日数を記入する。

日本では、状態が安定した患者でも、薬をもらうためだけに医療機関に出向き受診する必要があるが、リフィル処方箋の導入によって患者は受診せずに薬局で薬を受け取ることができる。

リフィル処方箋は、患者や医師の負担を減らすだけでなく、財政健全化にも役立つとしてこれまで何度も政府の提言等に盛り込まれてきた。

厚生労働省の「チーム医療の推進に関する検討会」は2010年にまとめた報告書で、薬剤師の業務範囲についてリフィル処方箋の導入を検討するよう求めた。

14年の経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)にも、リフィル処方箋の検討が盛り込まれた。

その後、リフィル処方箋は時期尚早として、分割調剤の推進から取り組むことになったが、医療現場には定着しなかった。

その間、17年に続き、21年の骨太方針にも再度リフィル処方箋の検討が盛り込まれた。

昨年夏以降本格化した22年度診療報酬改定に向けた中央社会保険医療協議会での議論で大きく取り上げられることはなかったが、最終局面となった昨年12月下旬の来年度予算案をめぐる閣僚折衝で急きょリフィル処方箋の導入が決まった。

財源を捻出する手段として財務省主導で決まった側面が強い。

これを受け厚労省は、現在急ピッチで具体的な制度設計を進めている。リフィル処方箋導入による医療費削減額は、改定率に換算して0.1%(国費ベース約110億円分)と見込まれていることから考えると、まずは限られた範囲で始まる模様だ。

対象疾患や医薬品を限定した制度としてスタートすることになるのかもしれない。

 

 

リフィル処方箋とは

2022年1月現在、患者さんは処方箋なしに処方箋医薬品を手に入れることはできません。

同様に、薬局の薬剤師も処方箋なしに処方箋医薬品を患者へ提供することもできません。

すべての患者が必ず、医師の診察を受けた上で処方箋を薬局に提出して、薬を処方してもらう必要があります。

ここにメスを入れるのがリフィル処方箋です。

リフィル処方箋とは、一定の期間内であれば反復使用できる処方箋のことを指します。

薬が必要なときに調剤薬局でリフィル処方箋を提出すれば、医師の診察を受けなくても薬をもらうことができるのです。

リフィル処方箋は、日本ではまだ導入されていませんが、アメリカやイギリスなどではすでに導入されています。

 

導入にあたるメリット

  • 医師の負担軽減
  • 財政健全化
  • 患者の負担軽減
  • 薬剤師の職能を発揮できる

 

医師の負担軽減

医師不足はずっと言われていることですので、負担を減らし、さらにその時間を使ってより多くの患者さんを診ることができれば医師・患者、共にwin-winですよね。

財政健全化

これも昔から言われていることですが、残薬問題です。

患者としては、薬がなくなる前に病院へいくので、手元に薬が少し残っている時に受診することがほとんどでしょう。

それが重なっていくと、大量の残薬が生じてしまうという流れです。

薬局で患者の残薬を確認し、必要に応じて疑義照会するよう国から言われているのも、こういった背景があるからです。

患者の負担軽減

個人的には、これが一番のメリットかと思っています。

症状も落ち着いていて、特に相談したいこともないのに毎回病院へ行き、処方箋をもらうのは、患者にとってかなりの負担になっていると思います。

時間もお金も取られるし、特に今の時期はコロナ感染も心配ですからね。

薬剤師の職能を発揮できる

これも、薬局薬剤師にとってはメリットです。

薬剤師不要論は、たびたび起こります。しかしリフィル処方箋が導入されれば、この論争は大きく変わるでしょう。

薬をもらいに病院へ行くのではなく、薬局へ行くようになりますから、薬や症状に関する相談も受け付けることになります。

患者さんからヒアリングした情報をもとに、受診勧奨することにもなると思います。

また、フォローアップの必要性も、より高まります。

病院へ行き、医師に診てもらう頻度が減るわけですから、フォローアップで患者の経過を確認することは、今まで以上にとても大きな意味を持つことになるでしょう。

まとめ

今回だけでなく、もう10年近く前から議論されているリフィル処方箋の導入問題。

主に医師の負担軽減目的で検討されてきましたが、ずっと敬遠されてました。

おそらく、医師会が反対していたからだと思いますが、昨今のコロナやデジタル化に伴う世の中の情勢の流れから、もう踏み切る他ないと判断したのでしょうか??

もしリフィル処方箋が電子化するなどの派生を見せた場合、オンライン診療などとも相関性が高まります。

医療業界、薬局業界ともども変革の時を迎えている感じがすごいです。

時代に乗り遅れないよう、しっかりと学んでいきたいです。

 

とにかく、これから確実に主流となるリフィル処方箋からは目が離せませんね。

 

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